スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10.16六本木右翼デモに抗議してきましたが


こちらもチェック→  釣魚台/尖閣をめぐる日本の国ぐるみの排外主義に抗議します・前編(歴史編) / 後編(現状編)

Check out! Handout of Press Conference


「頑張れ日本!全国行動委員会」らの主催による、デモと中国大使館への抗議が、10月16日に六本木でおこなわれました。この「頑張れなんたら」が、在日中国人への蔑視や敵意、ひいては迫害をあおる、とんでもないデマをたれ流している団体であることは、すでに先のエントリーでふれたとおりです。日本による釣魚台/尖閣の「実効支配」は清算されざる植民地主義であり(前エントリー歴史編参照)、またいうまでもなく在日中国人への蔑視をたれながすことは許せません(現状編参照)。なので、その日に時間があった有志で、このデモに抗議の座りこみをすることにしました。

実際の抗議がどうなったのかは、海外メディアの報道やデモ参加者の映像があるので、いくつかを紹介しておきます。
「都内で右派系デモ、中国の「侵略」に抗議 1000人以上行進」APF通信(半分くらい座りこみの写真)
・だれがとったかわからない(たぶん参加者)けど、現場映像これも
・座りこんだ当人のビデオ声明  にほんご / English

抗議の主旨および経過は、以上のとおりです。が、それとはべつに、座りこみ後におきたことについて、いくつか報告しておかねばならないことがあります。ひとつは警察の横暴について、もうひとつは今回の件や中国での反日デモにかんする報道の問題についてです。


1.警察(麻布署)による力ずくの「任意同行」

座りこんだ当人ふたりは、私服および制服の警察官に排除されました。そのあと、警察は路地の駐車場にふたりを包囲し「おまえらは何をしにきたんだ、署で話を聞かせろ」などと、とんちんかんなことを聞いてきました。ふたりはカメラがまわっていたので、警察に排除され囲まれているあいだじゅう、抗議の主旨および「ヘイトスピーチに反対する会」という名前を叫んでいたのですが。これ以上抗議をつづけられそうにもなく、また警察になど行きたくなかったで、帰る、さもなくば話はここでするとふたりは主張しましたが、腕や足をつかまれて、あるいは押されて、別々のパトカーに押しこまれ麻布署に強制連行されました。

さて、多くの読者は「逮捕されたのか」とおもうことでしょうが、ふしぎなことに、力ずくでパトカーに押しこんでおきながら、これは逮捕ではなかった。現行犯であれ令状逮捕であれ逮捕なら、どんな罪状でそうしたのか説明しなければならないはずですが、「うるせえ、だまってついてこい!」などと恫喝され相手にされず、あとで署についてから「これは逮捕ではなく任意(!)同行です」と説明されました。任意というのは当然「同意」を意味するはずですが、ふたりはどちらも同意していないし、実際にふたりは包囲によって移動の自由を奪われ、腕やら足やらを引っ張られて強制的に連行されたわけです。ひとりは連行の過程でベルトを引きちぎられ、もうひとりは腕にくっきりと青あざが残りました。

そのあと、署でふたりはべつべつに取調室で別々質問をうけました(ここでも「取調ということは逮捕なの?」と聞いたが「いえ、取調ではなくお話をうかがうだけです」とのこと)。といっても、たいしたこともない枝葉末節の話でいたずらに時間をひきのばされ、しかも刑事課の部屋から、なにかをしきりに打ち合わせているのが丸聞こえでした。どうやって逮捕の理由をつくるか相談してたのでしょうか? けっきょく、警察は二時間ほどで実質上の拘束をときました。帰りぎわに「警察は興奮した右翼デモから安全なところに保護するために、ふたりを署に連れてきたのであって、そこはわかってもらいたいし、感謝してほしいぐらいだ」などと念押しをされましたが。また、私服警官にちぎられたベルトの被害届を出そうとしたのですが、窓口はシカトを決めこんで受理してくれませんでした。そして、ふたりはぶじ、友人たち(ケガや逮捕など万一の事態にそなえて、離れた街で待機していたり、心配してあとで駆けつけてくれた)と再会できました。

法律が「任意同行」の名目で強制的に人をパトカーで連行できるようになっているのか、あとで調べてみました。ところが「任意同行」という言葉じたいは日本の法律にはないようです。たしかに警察官職務執行法の第二条では、警察官はいわゆる職務質問をしたり、警察署などへの同行を「求める」ことができると定められています。が、その第三項には、質問や同行を求められた者は「法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない」とはっきり書いてあります。しかし今回ふたりは、法的根拠もなく「任意」の同行を強制された(というかパトカーに力ずくで押しこまれた)わけです。しかも、署での「事情聴取」のさい、麻布署はほかの場合でも「任意」に応じない人をこういうふうに連行するのかと聞いたら、「そうしますね」と悪びれることもなく答えていました。このような、法的手続きにすらのっとることのない麻布署の横暴きわまりないやりかたにたいしては、今後しかるべき対応を検討します。


2.「右翼デモに抗議した中国人」という誤報道および中国の「反中デモ」報道にみられる(無意識の?)バイアスと蔑視

冒頭で紹介した記事もふくめて、とくに海外メディアでは、この右翼デモおよびそれへの抗議が比較的おおきく取り上げられています(ロイター、アルジャジーラ、などなど)。しかしそのほぼすべてが、座りこんだふたりを「中国人」または「中国人らしき(believed to be Chinese)」と報じています。ヘイトスピーチに反対する会は、参加メンバーの国籍や民族や人種を問いません。が、座りこんだふたりは、当人がビデオ声明(にほんごEnglish)で言っているように、いずれも日本人です。また今回の件の文脈においては、右翼デモに抗議したのが「中国人」であるといった誤報道を、それが意図的であろうがなかろうが、放置しておくわけにはいきません(さしあたり冒頭のAFPには、この件をウェブでいちはやく報じたこともあるので個別に訂正依頼を出しました)。

第一に、すでにブログ『過ぎ去ろうとしない過去』が的確に指摘しているとおり、日本のレイシズムや排外主義、植民地主義は悪いものであって、「だれが」それに反対しているかということは無関係です(もちろん日本のレイシズムに責任があるのは中国人ではなく日本人ですが)。また「反中デモのあらゆる批判者に「中国人」というレッテルを貼ることによって、問題を矮小化しようと試みること、また矮小化しうると考えること」も、やはり「中国人に対する差別」にほかなりません。右翼デモ参加者の「中国人が妨害してきた」という速断が、それが事実であろうがなかろうが、かれらの先入観すなわち差別意識にもとづいていることはあきらかです。つまり、今回の「中国人が右翼デモを妨害」式の誤報は、たんに事実誤認である以上に、日本のレイシストたちの差別意識を拡大・増幅する役割を(個々の報道者の意図にかかわらず)はたしているわけです。ですから『過ぎ去ろうとしない過去』さんのコメントをくりかえしましょう。抗議者が「そもそも中国人だとして、それの何が悪いのですか?」

第二に、この件が「中国人による右翼デモへの妨害」だと自然に納得できてしまう心理が、日本や中国以外のジャーナリストにもあるとすれば、わたしたちはそれにも抗議せねばなりません。なぜならこのことは、釣魚台/尖閣をめぐる問題が、なによりも日中双方のナショナリズム同士の衝突なのだと理解されていることを意味するからです。しかし前記事(歴史編現状編)ではっきりと説明したように、これはなによりも日本の継続する侵略主義、植民地主義の問題なのであって、あくまでこの侵略主義との対抗関係において、今回の中国ナショナリズムの高まりもあるわけです。日中以外のジャーナリストはもちろん事情にくわしくないということもあるでしょうが、そうであればなおさら、うわっつらの「中立的」立場から「どっちもどっちの民族対立」として描くことのまちがいを指摘しなければなりません。

したがって、わたしたちは「中国人が右翼デモを妨害」式の誤報の訂正をできるかぎり訴えていくつもりです。

他方、16日ごろからふたたび盛り上がっている中国での反日デモについては、日本のメディアは、テレビニュースや一般紙からスポーツ紙まで、どれも精力的にとりあげています。これについてまずいえるのは、ほぼすべてのメディアが「反日デモは中国国内不満のはけ口」式のくだらない報道をしていることです。これについてもすでに前記事(歴史編現状編)で批判してありますが、それにくわえて、ここにも中国人蔑視がふくまれていることは指摘しておきます。「中国人は民度が低い、日本人は抗議デモも整然ととりおこなっていて立派だ」式の、六本木右翼デモ参加者による自画自賛と、日本メディアのこうした報道姿勢とは、はたしていかほどに異なっているといえるのでしょうか。

***

最後にふたこと。

・念のためつけくわえれば、あくまでわたしたちが主張しているのは、中国政府や中国ナショナリズムの「擁護」ではありません(そのただしい「理解」ではありますが)。中国政府や中国ナショナリズムにいかなる問題があろうと(あるいはあるからこそ)、日本の中国人への敵意と蔑視を、つまりはレイシズムと植民地主義をなくす責任が、日本人にはあるということです。また釣魚台/尖閣についても、ことの本質は、領有権がどちらの国民国家にあると正当化されるかということではなく、どの国が先に近代世界における力ずくの領土拡張(帝国主義、植民地主義)をはじめたのかこそが、この件にかんしてもっとも重要なのです。

・これまでにも排外主義へのさまざまなカウンター行動があったし、ネットでの表現だってあります。それらは、かならずしも同じ思想に統一されたものではないでしょう。ところで「ヘイトスピーチに反対する会」も、少人数の暫定的なつながりにすぎません。一人だからこそできること、数人だからできること、大人数だからできること、いろいろです。敵対性をなかったことにして大同団結をめざすよりは、それぞれのやりかたをためしていきましょう。日本の植民地主義を終わらせ、外国人・老人・障害者・子ども・犯罪者・男性ではないものへの差別に反対し、ホモフォビアとたたかい、資本主義を打倒するために。なお、シットイン(座りこみ)によるデモ妨害については、これから難易度が高まる可能性があります。でも、革命的想像力によって、いろいろと模索していきましょう。



コメント

Secret

No title

都合の悪いコメを承認しないヘイトスピーチ団体のクズ

はっきりわかんだね。

何のことかって?追記の男性差別コメントについてだよ?わかるこの罪の重さ?

No title

ん?いつになったら昔のコメ承認するの?

頑張って下さい

あなた方は、間違っていない。

侵略主義?

植民地主義とか侵略主義とか幻想と妄想に取り憑かれているのがマルクス主義者の特徴と見受けられます。戦後の日本はどの国・地域に対しても侵略も領土拡張行為も行っておりません。

やっぱり

北京オリンピック、上海万博の開催は失敗だった。報道自由度世界ランキングで中国はアフリカの数カ国の国々プラス北朝鮮に交じってビリから6番目の国。常任理事国から抜けろ!資格なし!!

あのー。

六本木のデモは一般人のデモです。真ん中よりの人たちのデモです。
あんたらが左によりすぎているのです。

後日談をぜひ

AFPのニュースかな、読んで
「なんであの二人だけ拘束されているのかな。」と
疑問に思った者です。
ああいった『任意同行』へのしかるべき対応とそれへの
リアクションについてお知らせ頂ければ幸いです。

No title

反日なのになんで日本にいるの?

No title

今朝のニュースで中国での恒例の反日デモの様子があったが日本に対してのデモというより内容の矛先が中国政府に向いてきている。若者たちが官僚の腐敗を許すな!、格差の是正対策を!など。。。なんと喜ばしいことだろう。第二の天安門事件に発展する可能性があるが中共がまた、何千人、何万人と市民を虐殺・拉致・監禁など人権弾圧がなされないことを祈る。

不逞外人=非人

行動する社会運動 宣伝動画
http://www.youtube.com/watch?v=UXxoC-N-JyI

No title

沖縄県民だが、中国は政府も経済界も学者も何も知らない一般人も沖縄は中国のものだと言っている。しかし、沖縄県民からしたら非常に不愉快である。尖閣がほしいから?石油?中国に対しての評価は前から低下しているが今回の一連の件で修復不可能なぐらい低下した。あまりにも幼稚で荒唐無稽で乱暴で卑怯で情けない。沖縄県民を代表して言うが琉球は昔の中国人に対しては友好の歴史や文化交流や貿易などで栄えたのは事実であり、敬意を払っている。しかし、我々の祖先は断じて中共との友好の歴史などない!それは本土も同じであろう。私は求む。中国の民主化を!他国を責めるより勇気をもって国内の山積している重大な課題から目をそむけるべきではない!いずれバブルは崩壊する。一日も早く中国国内の人々から自国の政府に対しての民主化要求の実現を行動をもって示すべきだ!!

打倒シナ鬼子

愛国無罪、正義!!
シナ鬼子を見たら犯罪者だと思おう。
糞小華人を掃討し、根絶やしにするべきだ。
糞小華人を一人残らず、本国へ突き返せ。

「民主主義に反対する会」の方が、活動内容の現実を良く表現できると思います。

なぜここまで国際常識と違う思考ができるのでしょうか?余りに偏っているのがかわいそうです。

No title

何で予備役まで含め300万人も軍人がいる中国や徴兵制で160万人も軍隊がいる南北朝鮮のような軍国主義国家を批判しないんですか?

No title

中国人なんて、どうせ言いたい事だけ一方的に言って、議論には参加できない腰抜けだろう。
目ざわりだから他国に関わらないでくれない?
ぁ、デパートの床にも平気で野糞する民族には理解できないか^^;

No title

中国人はいまだに間違った歴史を教えられてるってことに気づいてないのか
近代のことなら他国に中立な立場で書かれた歴史書があるからとりあえず英語でも勉強して読んで来いよ

No title

言葉をいじくり回して屁理屈を展開している割には、基本的な漢字変換もなおざりのまま。読みにくいですよ。

多くのコメントにもある通り、あなたの結論ありきの屁理屈以前に目の前の現実・現象を素直に受け止めてもう一度考え直したほうがいいでしょうね。

No title

中国は民衆のデモを平気で戦車で踏み潰す国なの。
君たちも‘明日は我が身‘ということを考えたほうがいい。

No title

中国人や韓国人(朝鮮人)は口を開けば「帝国主義が」とか「植民地支配が」とか言うけど、そんな考えは日本人は誰も持っていない。特に若者は戦争なんて興味もないし人生を楽しむ事以外考えていない。
はっきり言えば中国も韓国もどうでもいい、と言うのが
一般的な日本人の思考です。ただ今回の尖閣問題は
日本の古来の領土を領海侵犯したのですから逮捕するのは当たり前です。貴方達はもう少し自国の心配をしなさい。中国が世界でどれだけ侵略を繰り返し嫌われているかを。

No title

ことの本質は、領有権がどちらの国民国家にあると正当化されるかということではなく、どの国が先に近代世界における力ずくの領土拡張(帝国主義、植民地主義)をはじめたのかこそが、この件にかんしてもっとも重要なのです。

違うでしょ?どうして貴方達はすぐ論点を摩り替えるの?尖閣は1800年代からずっと日本の領有地であり、中国の教科書にもそう記載されている。そこに地下資源がある、とわかった途端領有権を主張したのが中国。
そこわかってる?
日本は「それなら国際司法裁判ではっきりさせよう」と言ったら「負けるから断る」と拒否したのが中国。
これの一体どこを取ったら自国をかばえる?
帝国主義なんて全く関係ありません。
今の日本人でそんな古く臭い考えしてる人などいない。

No title

実は何も考えてなくて、遊び半分でやっているのが伝わってきました。
ある意味頭が良いんでしょうけど

No title

なんで中国の領土と主張する=左翼・中国人なんですか?
右翼だろうが中国の領土と思う人はいるし、中国人だって日本の領土と思う人はいる。

領土問題なんて色んな解釈・意見があって当然。自分のバックグラウンドの政治思想で領有権の意見が変わるなんて結局感情でしか判断できてない証拠でしょう

No title

さっさと国へ帰れやw

No title

あなた達は、他人を無意識的に上から目線で
見てるからこういう考えになるんです。
相手に言いたいことも言わずして何が友好ですか?
うわべだけニコニコしてるのが友好なんですか?
さびしい人生ですね。

No title

誰もテメエを日本人だなんて思ってないし、

デモ妨害者が中国人だと思うのも極自然な事だ。

中国人なんて世界中に迷惑かけながら、それを正当化してふんぞり反るしか能がないこえだめみたいな国じゃないか

No title

>在日中国人への蔑視や敵意、ひいては迫害をあおる、とんでもないデマをたれ流している団体であることは~

これの根拠と裏付けを出して下さいね。


それに任意同行で済ませた麻布署は優しいくらいだ。
あんたがもし中国人じゃなく日本人なら逮捕されておかしくない。
よかったなぁ糞野郎^^
大体、正式に届出を出して行ったデモに随伴した警察官の業務を妨害する行為だから、言い方次第で公務執行妨害になるところを救われてるってことだろ。

少しお勉強してからブログかけよ
中国人の恥さらしめ

お前等は支那にさっさと帰れば良くね?それとも共産党命令で帰れないテロ人民工作員ですか?
わざわざ日本で御託並べて支那に有りもしない人権振りかざしてふんぞり返ってんじゃねぇよ!畜生以下の塵が!
ここは支那じゃねぇんだよ!権利や人権を訴えるなら支那に帰って支那共産党にどうぞ(ハァト

No title

今回のデモの趣旨が尖閣諸島への中国の侵略に対するデモなんだが、おたくら自称日本人は日本領有権は否定するわ
デモを「無法」に妨害するは=一応道交法違反・公務執行妨害(デモの先導)・威力業務妨害の現行犯。
どーみても「中国人の手先」しか見えないが?
で、日本人だと主張するなら是非パスポートか運転免許証を
提示すべきだろ。どうみてもこのサイトが日本人のもの
とは到底思えない。サヨク?赤旗だって尖閣は日本の領土だと書いてるが?
プロフィール

livingtogether

Author:livingtogether
Mail: livingtogether09 (@) gmail.com

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。