討論会・ヘイトスピーチ規制論を考える(3月28日)
討論会・ヘイトスピーチ規制論を考える
■日時 2015年3月28日(土) 17:45開場/18:00開始
■場所
千駄ヶ谷区民会館 東京都渋谷区神宮前1-1-10
原宿駅・徒歩10分
■登壇者
川原栄一(のりこえねっと事務局)
申泰革(在日本朝鮮留学生同盟)
永山聡子(YOSHIMI裁判いっしょにアクション!事務局、一橋大学・院生)
ほくしゅ(ヘイトスピーチに反対する会)
■資料代 500円
■主催 ヘイトスピーチに反対する会 livingtogether09@gmail.com
「レイシストを止めよう」 そのような動きが広がっている。
「ヘイトスピーチは問題だ」 そのような声が政界からも聞こえてくるようになった。
そのとおりだ。差別扇動や排外主義とは断固たたかわねばならない。
「国が法をもってヘイトスピーチに対処すべき」
たしかにそうだ。差別への反対は、政策にも反映されるべきだ。
ところで政府は、ヘイトスピーチを差別問題として認識しているのか?
かつての植民地主義と戦争を正当化する風潮が強まり、
自国の問題を棚上げにして隣国への反感を煽る報道がまんえんするなかで、
「朝鮮人」「中国人」にたいする敵意の表現だけを「法規制」できるのか?
そんななか「反ヘイトスピーチ」の機運だけが高まっているとすれば、
むしろその状況には不気味さすら感じてしまう。
反差別立法を真剣に追求するならばこそ、
楽観視を避けながら冷静に現状を見定める作業が必要ではないか。
現政権のみならず日本社会そのものがますます「暴走」していくなか、
抵抗の足場を固めなおすために、率直な意見交換の場としたい。
※ 当会はニューズレターを発行しました。
第1号 http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html