「公開討論会開催のご提案」への返答
「東京大行進」発起人の木野寿紀さまより、次のような内容のメールをいただきましたので、返答します。
http://kino-toshiki.tumblr.com/post/81367893955
木野さま
公開討論のご提案を読ませていただきました。
当会としては、公論に付すことで反差別運動の展開が見出される可能性がある論点について、公開の場で議論することを歓迎いたします。しかし、ご提案を一読させていただいた限りでは、木野さまからご提案いただいた論点にそのような可能性があるのか判然といたしません。
そこでまず木野さまからご提案いただいている2つの論点についてお伺いします。
第1点は、昨年9月に当会が開催した学習会で木野さまが提起されたもの、とのことです。字義どおりにとれば、「東京大行進はワンイシューとする」という、当時木野さまが示された方針が適切であったか否かを議論することになります。しかし、それは同行進を主催し運営し参加した方々との間でまずなされるべきことと思いますし、将来の行動の方針を検討するという文脈の中でしか過去の行動の方針に関する議論は生産的ではないと考えます。敷衍するなら反差別運動の方針は、政府に条約の履行を求めるだけでよいのか、ということになると思いますが、条約履行に収れんする運動が生産的ではないことはすでに木野さまにご参加いただいた学習会においても十分に語られたことだったのではないかと思います。この点について木野さまが感じられている議論不足とは何でしょうか。お考えをお示しいただけると助かります。
第2点は、木野さまたちが行っている反レイシズム運動への当会の批判について、とのことです。当会の反レイシズム運動に関する考えは、すでにいくつかブログ等で公開しております。しかし、これについて木野さまがどのようなお考えをお持ちなのか、木野さまのtwitterなどでの発言を探しましたがわかりません。またご提案においても、木野さまのお考えについてはお示しいただけていないようです。この論点が有意義なものとなるかどうか、ぜひ木野さま自身のお考えをお聞かせいただけると助かります。
次に、当会は、木野さまたちとの間に、討論の前提が満たされるかどうかを懸念しています。当会としては平気でウソをつき人を脅迫してまわる人々との間にいかなる討論関係も成立するとは考えていません。したがって当会としては、開催に向けた協議に入るにあたって、最低限度以下の5条件が満たされる必要があると考えています。
1.木野トシキによる当会メンバーに対する処刑宣言について、木野トシキ本人および東京大行進主催者から当会メンバーへの謝罪と被害回復の措置がとられること
2.野間易通による当会学習会の無断録音と公開、人定情報の流出について、野間易通本人からの謝罪と被害回復の措置がとられること(*1)
3.レイシストしばき隊男組による当会のチラシ配布への妨害行為の容認について、東京大行進主催者から謝罪およびレイシストしばき隊男組への非難声明と被害回復の措置がとられること(*2)
4.松沢呉一による「おばあちゃん暴行事件」など当会による暴行事件なるデマ拡散について、松沢呉一からの当会への謝罪と被害回復の措置がとられること
5.東京大行進からの当会の排除について、東京大行進主催者から謝罪と被害回復の措置がとられること(*3)
以上、2つの論点と5つの条件について、木野さまからのご回答をお待ちしています。
*1http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-118.html
*23http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-120.html、http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-123.html
http://kino-toshiki.tumblr.com/post/81367893955
木野さま
公開討論のご提案を読ませていただきました。
当会としては、公論に付すことで反差別運動の展開が見出される可能性がある論点について、公開の場で議論することを歓迎いたします。しかし、ご提案を一読させていただいた限りでは、木野さまからご提案いただいた論点にそのような可能性があるのか判然といたしません。
そこでまず木野さまからご提案いただいている2つの論点についてお伺いします。
第1点は、昨年9月に当会が開催した学習会で木野さまが提起されたもの、とのことです。字義どおりにとれば、「東京大行進はワンイシューとする」という、当時木野さまが示された方針が適切であったか否かを議論することになります。しかし、それは同行進を主催し運営し参加した方々との間でまずなされるべきことと思いますし、将来の行動の方針を検討するという文脈の中でしか過去の行動の方針に関する議論は生産的ではないと考えます。敷衍するなら反差別運動の方針は、政府に条約の履行を求めるだけでよいのか、ということになると思いますが、条約履行に収れんする運動が生産的ではないことはすでに木野さまにご参加いただいた学習会においても十分に語られたことだったのではないかと思います。この点について木野さまが感じられている議論不足とは何でしょうか。お考えをお示しいただけると助かります。
第2点は、木野さまたちが行っている反レイシズム運動への当会の批判について、とのことです。当会の反レイシズム運動に関する考えは、すでにいくつかブログ等で公開しております。しかし、これについて木野さまがどのようなお考えをお持ちなのか、木野さまのtwitterなどでの発言を探しましたがわかりません。またご提案においても、木野さまのお考えについてはお示しいただけていないようです。この論点が有意義なものとなるかどうか、ぜひ木野さま自身のお考えをお聞かせいただけると助かります。
次に、当会は、木野さまたちとの間に、討論の前提が満たされるかどうかを懸念しています。当会としては平気でウソをつき人を脅迫してまわる人々との間にいかなる討論関係も成立するとは考えていません。したがって当会としては、開催に向けた協議に入るにあたって、最低限度以下の5条件が満たされる必要があると考えています。
1.木野トシキによる当会メンバーに対する処刑宣言について、木野トシキ本人および東京大行進主催者から当会メンバーへの謝罪と被害回復の措置がとられること
2.野間易通による当会学習会の無断録音と公開、人定情報の流出について、野間易通本人からの謝罪と被害回復の措置がとられること(*1)
3.レイシストしばき隊男組による当会のチラシ配布への妨害行為の容認について、東京大行進主催者から謝罪およびレイシストしばき隊男組への非難声明と被害回復の措置がとられること(*2)
4.松沢呉一による「おばあちゃん暴行事件」など当会による暴行事件なるデマ拡散について、松沢呉一からの当会への謝罪と被害回復の措置がとられること
5.東京大行進からの当会の排除について、東京大行進主催者から謝罪と被害回復の措置がとられること(*3)
以上、2つの論点と5つの条件について、木野さまからのご回答をお待ちしています。
*1http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-118.html
*23http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-120.html、http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-123.html