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延坪島の事態をめぐる参考ソースの紹介

※ こちらもチェックを! → 緊急声明(11月26日)


23日の延坪島近海における朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国との砲撃戦をめぐる、いくつかの報道を紹介します。例によって日本の政府やメディアは、おきまりの偏見を総動員して、一方的に朝鮮側が悪いと言いつのっていますが(新体制の国威掲揚のためにやったとか、アメリカけん制のねらいがあるだとか)、そうした報道がいかにおろかしく、いかに日本社会にまんえんする朝鮮への蔑視にみちたものであるかを考えましょう。

韓国側では、26日現在で民間人をふくめて4人の尊い命が失われました。ところで、この件はどちらかの一方的な砲撃ではなく撃ち合いでしたから、とうぜん朝鮮側にも被害者や犠牲者が出ているはずです。しかし日本では、そういった朝鮮側の犠牲については語ろうとせず、朝鮮側の一方的攻撃と言っているかのような報道すらある始末。([1]のように、韓国では政府筋が「向こうの被害のほうが大きいだろう」とはっきり言っているのですが。)

日本の報道のほとんどは、朝鮮側が先にしかけてきたことを根拠もなく前提としています。しかしながら、23日においてどちらが先にしかけたかにかかわらず、こんかいの主要な責任は、これまで朝鮮を包囲し威嚇してきた韓米日政府にあります。これら3国は、いままでに朝鮮領海付近での合同軍事演習をいくどもやっています。また米韓は偵察などといいながら、朝鮮の領海・領空を侵犯しまくっています。こうしたことに、朝鮮はいくども抗議の警告をしつづけてきましたが、韓米日はこれを無視し、23日にも韓国軍に延坪島近海で挑発的な演習をさせていました。こうしたすべてが23日の砲撃戦を招いたのであって、どちらが先に撃ったかよりもはるかに重大なことです。(もっとも、[2]によれば23日の先制攻撃すら韓国からしかけられた可能性もありますが。)

ところが韓米は、28日にまた合同軍事演習をしようとしています(しかもアメリカは原子力空母ジョージ・ワシントンまで出して!)。日本の政府やメディアもまた、韓米日が一貫して朝鮮を包囲、威嚇、挑発してきたことを無視したまま、敵意と蔑視を煽りたて、そして日米安保強化や自衛隊配備の拡大をとなえています。延坪島の事態をさらなる悲劇にしないためには、なによりまず韓米日の合同軍事体制をなくさねばなりません

(K)


以下、関連記事。

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[1] 北、延坪島(ヨンピョンド)砲撃 (ハンギョレ新聞 11月24日)
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/450290.html(仮訳、強調は追加)

李明博“北朝鮮の被害も相当なもの…軍はやるだけやった”
大統領、合同参謀本部を訪問して強力に対応を注文
軍当局者“K-9自走砲、北朝鮮砲撃に比べて殺傷威力10倍”

イ・チュンシン記者

北朝鮮が延坪島を砲撃した翌日の24日、軍合同参謀本部指揮統制室を中心に北朝鮮の情勢把握に注力している。軍はK-9自走砲攻撃を受けた北朝鮮の被害も相当なものと推定している。軍当局者は“北側にも私たちが受けた挑発攻撃に対して集中射撃を加えて、相当な被害があると予想する”と明らかにした。李明博大統領も23日合同参謀を訪問した席で“軍は交戦遵守規則に則り、やるだけのことはやった”としながら“相手方の被害も私たちの火力から見てだいぶ大きかったことと推測する”と話した。

軍がこのように推定する根拠はK-9自走砲の火力に基づいたものだ。K-9自走砲の誤差範囲は20~30mに過ぎない。80発を撃ち込んだ標的と周囲に、途方もない打撃を加えたであろうという推測はが可能だ。しかもわが軍の目標は北朝鮮軍の兵舎であった。

〔中略〕

この日軍が対応砲撃した火気はK-9自走砲だ。この砲は有効射程距離が41kmで、北朝鮮の海岸の砲台があるゲモリと無道に直接打撃を与えることができる。K-9自走砲は射撃命令を受ければ30秒以内に最初の射撃が可能で、射撃開始から3分の間に1分当り6発の砲弾を撃つことができる。軍当局者は“北朝鮮が射撃したことに比較すれば殺傷威力が10倍もなる”と明らかにした。

〔後略〕


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[2] 韓国と北朝鮮の交戦 先制攻撃は韓国側=中国メディア (サーチナ 11/26)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1126&f=politics_1126_006.shtml

韓国軍の関係者数人は24日、北朝鮮は23日に韓国に対して警告し、論争のある海域での軍事演習を中止するよう求めていたことを認めた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

これらの関係者によると、韓国側は北朝鮮の要求を拒否し、論争のある海域にむけて砲撃したが、砲弾は同海域に落ち、北朝鮮の海岸線には到達しなかったという。

この証言は、韓国が北朝鮮の領海に数十発の砲弾を発射したという北朝鮮人民軍の証言を裏付けるものだ。

北朝鮮の砲撃に対して韓国は、口径155ミリの115K-9自走砲を発射してF-16戦闘機を出動させ、北朝鮮を攻撃した。(編集担当:米原裕子)


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[3] 韓米合同軍事演習、28日から西海で (朝鮮日報 11/25)

http://www.chosunonline.com/news/20101125000025

米国のオバマ大統領は24日、北朝鮮による延坪島砲撃への対策を話し合うため、李明博(イ・ミョンバク)大統領と電話で会談した際、「中国は北朝鮮に対し、はっきりした態度で臨まなければならない」と述べた。

オバマ大統領と李大統領との電話会談は、午前11時30分から 30分ほど行われたが、会談でオバマ大統領は、「中国も北朝鮮問題ではわれわれと協力すべきだ。このことは電話でも伝えておきたい」と語ったという。これは、大統領府の金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が明らかにした。会談で両首脳は、「大韓民国の領土と民間人に対する今回のような無差別攻撃は、明らかに計画的な犯行だ」とした上で、「今回の問題に対しては、これまで以上に両国が固く結束し、24時間体制で緊密に協力を続けながら、強い態度をもって共同で対応する」などの点で一致したという。

一方、駐韓米軍司令部が明らかにしたところによると、韓米両国は今月28日から来月1日まで、西海(黄海)上で米原子力空母のジョージ・ワシントン(9万7000トン)も参加し、合同軍事演習を行うことになった。在韓米軍はこの日、「空母ジョージ・ワシントン乗組員などによる一連の海上訓練の一部として、今月28日から来月1日まで、西海上で韓国海軍との合同軍事演習を実施する」と発表した。

ユ・ヨンウォン軍事専門記者



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